メダカと水
メダカにとって私たち人間の空気に匹敵するほどタイセツな水。
今回は幹之(みゆき)を飼っていて学んだことをお伝えしていきます!
学術的とか専門的な知識ではないので、私の経験が誰かひとりでも役に立てば、、、程度で参考にしてください。
卵を育てはじめた昨年の秋。
私は水というものをなめていました。
カルキを抜いた水であればだいたい大丈夫だろうと楽観していたように思えます。
そのせいで、元気に育てなかった子達がいたのではないかと悔しく思います。
なので、そんな悔しい思いをする人が減るように卵から育てるのは2季目のまだまだ初心者ながら、学んだことをお伝えします。
▲メダカの幹之(みゆき)の卵。2020年春に採卵。
水道水に塩素(カルキ)が含まれているのはご存知かと思います。
私ももちろん知っていましたし、「みゆきメダカにとってカルキは毒!」「絶対カルキは阻止!!」とカルキを抜くことを第一に思っていました。
それと、水温。
水道水そのままだと卵を入れている水より冷たくなってしまうので、常温になるように。
特にはじめて、みゆきメダカの卵を育てたのは11、12月だったので冷たくならないように気をつけていました。
この2点だけをとにかく注意して、守っていました。
しかし、大事なのはそこではないのです。
私の場合、豆腐パックで卵を育てて、ふ化してから大きな容器に移していました。
もちろん、カルキは抜いて、水温も同じくらいに。
自分なりに気をつけて、自分なりに万全にやっていたつもりでした。
そう、つもりだったのです。
大事なのは、差!!!
元いた水と、移す水の<差 >だったのです。
カルキがあろうとなかろうと、水温が多少違おうと、差をなくす(縮める)ことが重要だったのです!
実際、カルキがあっても生まれたばかりの針子は生きられます。
カルキがないに越したことはありませんが、少しの間ならなんともなしに泳いでいます。
▲みゆきメダカの稚魚。この子たちはカルキ抜いた水で泳いでいます。
しかし、その差が激しいと針子のカラダはびっくりして弱ってしまいます。
私たち人間も空気が変われば、生死に関係してきますよね。
人間が吸って吐くのは二酸化炭素ですが、一酸化炭素のとなれば多量に吸ってしまえば死に直結しますよね。(全く理系じゃないので原理が違っていたらすみません)
それくらい同じ水といえど、構成する中身は違ってくるということです!
他にもサウナに入るとあまりの日常の空気との違いに驚きますよね。
いくらサウナ好きと言えど時間を守らなければ命に関わります。
このように、(ピンとくる人間での例えは出せなかったかもしれませんが)差は命に関わってくるのです。
駄文にお付き合いしてくださっている皆さま、ありがとうございます。
なんとなくご理解いただけたでしょうか。
ここからはその差をなくす(縮める)方法をご紹介します!
その方法はとっても簡単です。
メダカをそのままコチラからアチラヘ移すのではなく、ワンクッションおきます。
①何も入っていない清潔な容器を用意します。
②メダカがもともと入っている水とメダカをその容器に入れ、移したいところの水も入れます。
その量は1:1
③30分以上、そのまま置いておきます。
この3ステップです!
これだけでみゆきメダカ<針子>の生存率がアップしました。
以前の記事、「卵〜針子」でもお伝えしたように、卵から孵化するタイミングでは針子としてしばらく暮らす水槽のなかに、卵のうちから入れておくのが1番だと思います。
生まれてから針子→稚魚→成魚と大きく成長していく段階で、メダカが水を移ることがある場合は水合わせを必ずしてあげてくださいね!!
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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